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第17回 医療福祉活動の先駆者・長谷川保

 戦後、静岡県の福祉事業を推進したのは、弱者に目を向けた日本社会党に何らかのかかわりを持った人たちであった。彼らがその核になり、さらにそれにつながる人々が草の根の福祉の運動を広げていき、その運動の後を追うように、行政が現在の福祉制度を整えていったのである。
ここではその先駆者とも言うべき長谷川保と聖隷福祉事業団について紹介する。長谷川保(1903~1994)は、保健、医療、福祉、介護サービスで地域に貢献する聖隷福祉事業団の創設者である。長谷川はクリスチャンとして「不治の病」といわれた結核患者の救済・更生に取り組み、戦後は日本社会党の衆議院議員として活躍した。
長谷川が代議士となったのは、結核が蔓延し生活苦にあえぐ人々の救済のためには、個人の力だけでは解決できない、国家的な制度を確立する必要があるということであろうが、国会議員に挑戦し、戦後第1回の衆議院議員選挙で見事当選を果たした。日本国憲法制定議会では、第25条の「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する・・・」に強い意欲を示すとともに、福祉医療の現場と立法府である国会とを結び付けた。

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長谷川保衆院議員に
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